2016年8月 5日 (金)

【ご報告】万博記念基金 平成29年度助成事業募集説明会

20160801a_6

 日本万国博覧会記念基金(万博記念基金)は、1970年に開催された日本万国博覧会の収益金の一部を基金として管理し、その運用益を博覧会の成功を記念するにふさわしい国際相互理解の促進に資する活動及び文化的活動に助成しています。


 現在、平成29年度助成事業を募集しており、申請書受付に先駆けて、8月1日(月)に募集説明会を開催いたしました。
 当日は、33団体48名が参加され、盛況に終わりました。
 沢山のお申し込みとご参加ありがとうございました。


 なお、平成29年度助成事業の申請書受付は、9月1日(木)~30日(金)までとなっております。


 募集説明会に参加されていない方でも申請は可能です。
 皆様の申請をお待ちしております。


平成29年度助成事業募集については、こちらをご覧下さい。
http://www.osaka21.or.jp/jecfund/fund_contents/bosyu/index_h29.html


【お問い合わせ先】
当協会 万博記念基金事業部
TEL:06-7507-2003
FAX:06-7507-5945

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月26日 (火)

【ご報告】平成OSAKA天の川伝説2016

Photo


7月7日【平成OSAKA天の川伝説2016】開催
~川面に降臨する2時間かぎりの天の川~


七夕の7日夜、大阪・天満の大川と堂島川・土佐堀川を舞台に、恒例の【平成OSAKA天の川伝説2016】が開催されました。


第8回目となる今回は、日中の最高気温は35℃近くまで上昇したものの、日没近くには爽やかな風が吹き、西の空には涼しげな三日月がぽっかり。絶好の「七夕日和」となりました。


午後7時すぎ、大阪天満宮と生國魂神社の神主さんのお祓いに続き、主会場の八軒屋浜船着き場では、オペラ歌手の増田いずみさんと「七夕コーラス隊」の子どもたちが美しい歌声で雰囲気を盛り上げます。前回に続き、枚方市と交野市から「ひこぼしくん」「おりひめちゃん」が駆けつけ、さらに大阪府の「もずやん」「食博フッピー」も加わって、放流式が華やかに、厳かに行なわれました。


LEDを光源とする【いのり星®】約4万個が、川岸と中之島公園、船上から次々と放流され、天満橋から北浜まで東西約1㎞におよぶ川面に、青く輝く「天の川」が姿を現しました。カップルや家族連れ、地元の住民やビジネスマンなど、訪れ約57,000人の見物客は、地上の天の川に願いごとをしたり、記念撮影をしたり、思い思いに幻想のページェントを楽しんでいました。


会場各所に出店されるグルメブースも、回を重ねるごとに充実。このイベントのために創作されたオリジナル「天の川カクテル」を始めとする多彩なメニューも人気を呼んでいました。


受付に立っていると、報道関係の方々から「今回の特徴は?」とよく質問されます。川面に【いのり星®】を浮かべるという基本は変わることがないので、正直なところ、毎回新たな特徴を一言で述べるのは難しいかもしれません。 でも、これほど大仕掛けなことを8年も続けていること自体が何よりの特徴、まさに「継続は力」だと思います。平日にもかかわらず、浴衣姿の来場者が例年より多く見受けられたのも、このイベントが人々から愛される大阪夏の風物詩の1つとして定着してきたことの証ではないでしょうか。


主催の皆さま、報道ご関係者、現場での運営に携わる方々、そして何より、毎回会場にお運びいただく多くのお客さまのおかげで、このイベントが成り立っていることを深く心に刻んだ七夕でした。


来年のこの日も、皆さまと元気に笑顔でお目にかかれますように。


主催: 一般社団法人 おしてるなにわ
共催: 公益財団法人 関西・大阪21世紀協会
公式ホームページ:http://www.osaka-amanogawa.com


【川嶋みほ子】


Dsc_2830


Dsc_2855


Dsc_2871


Dsc_2936

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月11日 (月)

【リポート】大阪松竹座 七月大歌舞伎「船乗り込み」

Photo


大阪松竹座 七月大歌舞伎「船乗り込み」
五代目中村雀右衛門襲名披露/2016年6月29日


 歌舞伎俳優が船に乗って都心の川をめぐる、水都大阪の夏の風物詩「船乗り込み」6月29日に開催されました。
 この行事は、道頓堀の大阪松竹座で7月3日に開幕する「七月大歌舞伎」の前触れとして行なわれるもので、今年は中村芝雀改め、五代目中村雀右衛門さんの襲名披露となりました。


 乗船に先立ち天満橋八軒屋浜で行われた式典で、雀右衛門さんは「自分の生まれ故郷大阪で、上方ゆかりの名跡・雀右衛門の襲名披露ができて、これほど嬉しいことはない」と挨拶。また、当協会の堀井良殷理事長は、「歌舞伎の海外公演は常に大入り満員。日本の皆さんも能楽、文楽と並ぶユネスコ世界文化遺産である歌舞伎を、この機会にぜひ観てほしい」と呼びかけました。


 あいにくの雨をものともせず、雀右衛門さん、片岡仁左衛門さん、中村鴈治郎さん、中村橋之助さんらを始め人気の歌舞伎俳優の面々を乗せた2隻の船は、何本もの幟をたなびかせながら、大川から土佐堀川、東横堀川、道頓堀川をゆっくり航行しました。


 驚いたのは、川岸や川に面する建物から手を振る人たちの多いこと。また、橋という橋には歌舞伎ファンが集まり、お目当ての俳優に花束や紙吹雪を投げたり、クラッカーを鳴らしたり、横断幕まで準備して待ち受ける人たちも。


 「京屋っ!」「松嶋屋っ!」「成駒屋っ!」「三吉屋っ!」などの朗々たる掛け声も歌舞伎船ならでは。俳優さんたちは浴衣が透けてしまうほど雨に打たれながらも、ファンの声援に笑顔で丁寧に手を振って応えておられました。


 この行事に長年携わっている関西・歌舞伎を愛する会事務局長の川島靖男さんは、 「37年前、当会結成第1回公演で船乗り込みを55年ぶりに復活させたときは、東横堀川も道頓堀川もゴミが浮いて異様な匂いがしていました。船上で、当時の大島靖市長に川を綺麗にしましょうと提案し、皆さんに賛同いただいたお陰で、年々水質の浄化が進みました。高麗橋近くにパナマ運河のような水門ができたのも対策の1つです。船乗り込みは都市や生活の中の水辺の大切さを認識する1つのきっかけになったと喜んでいます」 と語っておられました。


 歌舞伎俳優とファンの品格あるやり取りを目の当たりにし、川島さんのお話をお伺いして、大阪の伝統文化の奥深さ、力強さとともに、大阪人の水都への愛着を再確認する貴重な体験となりました。


【川嶋みほ子】


Photo_2

東横堀川水門


Photo_3

俳優さんが「蕎麦屋っ!」と声を掛ける一コマも


Photo_4

九之助橋

Photo_5

下大和橋

Photo_6

日本橋

Photo_7

とんぼりリバーウォーク

Photo_8

前日に協会を訪問された雀右衛門さん(中央)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年6月17日 (金)

【ご報告】住吉大社での御田植神事

 6月14日(火)、大阪市住吉区・住吉大社にて、「御田植神事」を開催しました。


 稲作の始まりとともに、田んぼの神さまを祭る田植え行事は全国で開催されていますが、住吉大社では儀式を略することなく、当時と同じ格式を守り、華やかで盛大に行っており、重要無形民俗文化財に指定されています。


 当日は天候に恵まれ、都会の真ん中でなかなか見ることのできないお田植えの風景を見にたくさんの方にお越しいただきました。



1_2

<行列>

2_2

<粉黛式>

3_3

<お神酒を授かる植女>

4_2

<早苗を授かった植女>

5_2

<風流武者>

6

<御稔女による神田代舞>

7

<田植え>

8

<田植え>

9

<住吉大社の太鼓橋>

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年6月15日 (水)

【ご案内】7月7日開催「平成OSAKA天の川伝説2016」のお知らせ

Photo_2




7月7日、織姫と彦星が大阪・天満に舞い降りる?!
大阪夏の風物詩「平成OSAKA天の川伝説2016」開催迫る

Photo_5

 国生みの神話や熊野詣の船着場など、数々の伝説に彩られた天満橋・北浜周辺で、今年も恒例の「平成OSAKA天の川伝説2016」が開催されます。
(画像は前回の様子)

【日時】
2016年7月7日(木)
午後7時7分から約2時間
【場所】
大川・天満橋~北浜周辺


 人々の願いごとを託した【いのり星(R)】(LED[発光ダイオード]を光源とする光の球)約4万個を一斉に川面に放流し、2時間限りの【天の川】を地上に出現させる壮大なイベント。最先端技術と伝統行事を組み合わせ、都心の一級河川を舞台に繰り広げるという大阪ならではの発想力と実行力が生んだ【平成OSAKA天の川伝説】は、今年で8回目を迎え、国内外から注目される大阪夏の風物詩としてすっかり定着しています。

 また関連行事も年々パワーアップ。
 同日には、天満橋・北浜・大阪天満宮界隈にある約50の人気飲食店を食べ歩く【大阪七夕バル】、いのり星®を放流し、地上の天の川をクルーズしながらルポンドシエルの特性コース料理を楽しむ【七夕クルーズ】、そして、7月5日には繁昌亭大賞各賞受賞者による【天の川伝説落語会】が開かれます。さらに現在、10月30日までのロングランで【水辺のまちあそび 中之島オープンテラス】も開催中です。


 同じ大川で7月末に行なわれる天神祭の船渡御とはまた一味違う幻想的なひとときを、皆様お誘いあわせの上、ぜひお楽しみください。


前売券:「いのり星Ⓡ 」放流券(大阪天満宮・生國魂神社に奉納する特製短冊つき/1,200円)は現在、ぴあ・ローソンチケット・e+・チケ探ほかで好評発売中。

当日券(同/1,500円)も、会場付近の数カ所で販売される予定です。


★スケジュール・チケット情報・関連イベント情報などの詳細は、下記公式ホームページでご覧ください。前回の動画もご覧になれます。


※公式ホームページ:http://www.osaka-amanogawa.com
※一般社団法人おしてるなにわ ・ 関西・大阪21世紀協会 共催 事務局
  TEL:06-7507-2006(関西・大阪21世紀協会内)


【川嶋みほ子】

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年4月 6日 (水)

【リポート】南大阪・上町台地フォーラム

Photo_2





平成27年度 南大阪・上町台地フォーラム
【第3回】大阪狭山市・狭山池/2016年3月29日


関西・大阪21世紀協会が、関西・大阪の文化力向上と都市の活性化に資するため開催している事業の1つで、大阪城・上町台地エリアの歴史的資産とその魅力を探り、広く発信する「南大阪・上町台地フォーラム」


平成27年度を締めくくる第3回は3月29日(火)に行われ、昨年3月に歴史的重要性から国の史跡に指定された狭山池と、大阪府立狭山池博物館を訪ねました。総勢26名が2班に分かれ、ボランティアガイドさんの解説を聞きながら見学をしました。


不勉強ゆえ今回初めて知ったのですが、狭山池は今を1400年遡る7世紀初めに誕生した【日本最古のダム式のため池】で、『古事記』『日本書紀』にもその名が記されているそうです。それまで人々が灌漑に苦労していた河内国西部の丘陵地帯に、朝鮮半島や中国から伝わった土木技術が恵みをもたらしました。


館内の展示を見ながら解説を聞くと、狭山池の誕生から平成の大改修まで、改修の様子が目に浮かぶような感覚になります。それは正に、日本の土木技術の歴史そのもの。
狭山池の誕生以降、最初の大規模改修は8世紀前半、僧行基が行ないました。律令国家の中で農地を守っていくことが大切だと考えた行基は、民衆の声に熱心に耳を傾け、改修を指揮したそうです。


以降、天平宝字の改修、重源による鎌倉時代の改修、そして豊臣秀頼の家臣・片桐且元による慶長の改修を経て、つごう10回も行われたという江戸時代の改修では、鎖国の影響で大型の船が不要になったことから、堺にあった船を解体した材木が使われたというエピソードもあるそうです。


そして、明治から昭和にかけては、近隣地域の米の生産量を増やすため、国や行政の補助により改修が行われました。さらに、昭和57(1982)年の豪雨被害以降、治水機能も備えた近代的ダムへと進展を遂げた狭山池は、今なお府民の命を守り、憩いを与えるオアシスとなっています。


歴史の教科書にも登場するほど有名な先人たちが、各時代の技術の粋を凝らし、当時の民の暮らし、後世の人々の暮らしを慮って改修を繰り返してきたことに、感謝の念を抱かずにはいられませんでした。好天の下、1,300本の満開の桜に見送られ、見学会は無事終了しました。


■平成28年度は、「真田幸村ゆかりの地」や「河内湖と上町台地(仮称)」について研究する予定です。皆さま奮ってご参加ください。


【川嶋みほ子】

Photo_4















Photo_5











石棺①



2











石棺②



Photo_6











ガイドさん①



2_2











ガイドさん②



Photo_7










掲示

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年4月 1日 (金)

【リポート】ASKサポーター感謝のつどい

Photo_2



アーツサポート関西(ASK)サポーター感謝のつどい
2016年3月23日/大阪能楽会館 & 梅田クリスタルホール


Dsc_2364_01_2

 2014年4月に発足した【アーツサポート関西(ASK)】(事務局:関西・大阪21世紀協会内)が、このほど2周年を迎えました。この間、民主導で個人や企業から寄付を集めて関西の優れた芸術・文化を支援するという、全国に類のない取り組みを通して、文楽や若手噺家をはじめ、約30の芸術・文化団体を支援してきました。

 これまでの多方面からの支援への感謝と、さらなる支援の輪の拡大のため、3月23日に「ASKサポーター感謝のつどい」が開催されました。

160323_7

 第1部の会場は大阪能楽会館(大阪市北区)。ASKが助成したアーティストの中から、関西フィルハーモニー管弦楽団(フルート・虎谷朋子さん、ヴァイオリン・野口まつのさん、ヴィオラ・田代直子さん、チェロ・日野俊介さん)、吹田市出身の若手ヴァイオリニスト・内尾文香さん、そして、人形浄瑠璃文楽からは義太夫・豊竹英大夫さん、三味線・竹澤團七さん、人形遣い・吉田和生さんが、伝統的な能舞台の老松をバックに、和洋それぞれの洗練された芸術を披露しました。

160323_8












160323_10

 第2部では、隣接する梅田クリスタルホールで交流パーティが開かれました。協賛各企業からご提供いただいた「豪華賞品」が当たるチャリティー福引き抽せん会(売上はASKとアーティストへの寄付に充当)や、支援したいアーティストを投票で選び一括募金する「模擬助成」のほか、フロアで内尾文香さんがサプライズ独奏。文化の力で関西を元気にしたいという想いを一にする約300名の出席者面々も、心温まる充実したひと時を楽しまれたご様子でした。


Photo_3










160323_11

 チャリティー福引き抽せん券売り場には長蛇の列ができ、見かねたお客様が販売を手助けしてくださる一コマもこの集いならでは。また、報道関係の方にも「これからもASKを長い目で見守っていきたい」と、取材であるにも関わらずチャリティにご協力いただき、大変ありがたいと同時に、ASKの活動が広く認知されつつあることを実感しました。




※アーツサポート関西公式サイト http://artssupport-kansai.or.jp/

【川嶋みほ子】

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年3月 3日 (木)

【リポート】平成27年度大阪文化祭賞 贈呈式

Photo



平成27年度大阪文化祭賞 贈呈式
2016年2月24日


 「大阪文化祭賞」の発表と贈呈式が、リーガロイヤルNCB(大阪市北区中之島)で開催されました。この賞は、大阪府・大阪市と関西・大阪21世紀協会が「芸術文化活動の奨励と普及」と「大阪の文化振興の機運の醸成」を目的として、1年間に大阪府内で行われた公演の中から優れた成果をあげたものに授与します。昭和38(1963)年に創設、今年で52回を重ね、これまで世界レベルのアーティストたちも多く輩出してきました。

 従来は5~6月公演のエントリー制でしたが、前回から年間を通じて府内で開催される全ての公演に対象を拡大。関西の著名な芸術家・文化人・ジャーナリストらが審査員となり、独創性や企画・内容・技法などを総合的に評価し、【第1部門】伝統芸能・邦舞・邦楽、【第2部門】現代演劇・大衆芸能、【第3部門】洋舞・洋楽について、各賞が決定されました。

 優秀賞には、
●二代目・吉田玉男さん(四月文楽公演・襲名披露狂言「一谷嫰軍記」)
●劇団☆新感線(35周年オールスターチャンピオンまつり「五右衛門VS轟天」)
●2015年佐々木美智子バレエ団(「アナーキ」宿命 ノートルダム・ド・パリより)
の3組が選ばれました。

【受賞者の皆さん】

160224_4

 そして、奨励賞は、
●中村壱太郎さん(「『引窓』のお早」をはじめとした1年間の活動)
●川奈美弥生(松竹新喜劇錦秋公演「はるかなり道頓堀」)
●日本センチュリー交響楽団(日本センチュリー交響楽団 いずみ定期演奏会№28)
●堺シティオペラ一般社団法人(第30回記念定期公演「カルメン」)
の4組に贈られました。

【日本センチュリー交響楽団】

Photo_7


【堺シティオペラ一般社団法人】

Photo_9


 贈呈式で、吉田玉男さんは人形を操って賞状を受け、「今後も精進していきます」と笑顔で挨拶。また、奨励賞の日本センチュリー交響楽団と堺シティオペラ一般社団法人が記念公演を行ない、70名を超える式の参加者から惜しみない拍手喝采を浴びていました。

 新聞社やテレビ局からの取材も多く、長年続けてきたこの表彰が関西・大阪の芸術文化の振興、育成に寄与するものとの評価を得ていることを感じました。
 継続は力なり。

■公式サイト http://www.osaka-bunka.jp/bunkasai.html

【川嶋みほ子】

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年2月 4日 (木)

【リポート】「堂島薬師堂節分お水汲み祭り」

Photo

Photo_21


節分で 厄を払うて お水汲み!
「堂島薬師堂節分お水汲み祭り」2016 年2月3日

 大阪・北新地の早春の風物詩「堂島薬師堂節分お水汲み祭り」が今年も北新地界隈を舞台に、華やかに開催されました。

Photo_22

 関西経済同友会の提言を受け、大阪キタの活性化と水都大阪の再生のために企画した「堂島薬師堂お水汲み儀式」と、古くから地元に伝わる節分行事を融合して平成16年に始まったこの祭りも、今年で13回目。

 堂島薬師堂で奈良薬師寺の山田法胤管主による節分法要のあと、薬師寺で祈祷された「お香水」を汲む「お水汲み」が始まります。そして、福男・山伏・鬼・豆持ち・ドラ持ちなどで構成する「鬼追い隊」が堂島・曽根崎新地へ繰り出し、企業やお店を訪問して1年の厄払いと招福祈願を行います。

Photo_23

 堂島アバンザの特設舞台では、薬師寺僧侶たちが、日本の音楽の原点といわれる「声明」(しょうみょう)を再現。厄除け、招福、無病息災、家内安全、学業成就、職業成就などを読経の中に盛り込んで歌い上げる僧侶たちの朗々とした声が、集まった人たち全員を温かく包み込みました。そして、近松門左衛門『曽根崎心中』のヒロイン・お初さんも、文楽の吉田簑二郎さんとともに駆けつけ、主催者にお香水を汲んでくださいました。

Photo_24

 さらに、北新地の芸妓さんたちが艶やかな舞いを奉納。そして、クライマックスは、堂島薬師堂に祀られる弁財天の化身の「龍」の巡行です。巡行は、薬師寺の僧侶、お初さん、北新地クイーン、「お化け」姿の新地の女性軍、鬼追い隊などの大行列となりました。日ごろ北新地では見かけないような、小さな子供連れのお母さんや年配の女性たちも、わざわざ見物に来られていたのが印象的でした。

 昼の行事を含めて6時間にも及ぶ荘厳かつ賑やかで楽しい一連の催しには、関西・大阪の財界人・経済人、文化人はもちろん、各界や地元の老若男女あわせて2万人を超える人々が参加しました。

Photo_25 景気は上向いてきたとはいえ、物騒な国際情勢や、悲しい事故などのニュースが後を絶たない昨今ですが、これだけ多くの人たちが笑顔で集い、心を一つにして招福を祈願する姿を見ていると、文字通り季節の分け目、「冬来たりなば春遠からじ」という有名な詩の一節が心に浮かびました。

■主催:堂島薬師堂節分お水汲み祭り実行委員会
 http://www.kita-shinchi.org

●堂島薬師堂
 http://www.avanza.co.jp/avanza/bil_gaiyou/dojima_yakushi.html

 推古天皇元年(593年)、勅命により聖徳太子が最初の官寺となる四天王寺を造営した際、資材の運搬船が嵐で難破し、資材が漂着した洲に「堂宇」を建てたと伝えられ、「なにわの守護」として古くから信仰を集めてきた。「堂島」の地名はこのお堂が由来。

●節分お化け:
 堂島・北新地に伝わる花街の風習。節分の日の夜、女性たちが白塗りや仮装をして、鬼を遣り過すことからできた伝統行事。

【川嶋みほ子】

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月29日 (金)

【ご案内】日本の文化に親しむ「町人文化を味わう」-参加申込は終了しました(3月25日)

 寒気はまだなかなか退きませんが、皆様にはご健勝にお過ごしのこととお慶び申し上げます。
 お陰様で今年度の行事は滞りなく推移することが出来ました事、偏に皆方のご協力のお陰と感謝しております。
 昨年の4月に開催し、好評を博しました大阪の「町人文化を味わう」の第2回目を、別紙のような要項で行います。
 司馬遼太郎先生の著作でも取り上げられております「適塾」を見学し、屋形船に乗り大川の桜を観賞して食事をします。その後に四天王寺に移動しまして、境内散策、特別拝観した後、舞楽を鑑賞して頂きます。
 詳細は別紙の通りです。春の一日を大阪町人文化の粋を満喫して頂く、この企画にご賛同いただき、参加して下さいますようお願い申し上げます。

【日  程】平成28年3月25日(金) 10時~17時30分頃

【行  程】10時
       適塾(大阪市中央区北浜3-3-8)集合、
       村田路人先生(大阪大学大学院文学研究科教授)の解説

      12時30分
       屋形船にて、大川でお花見をしながら食事(お食事はミナミの料亭大和屋の料理)

      15時
       四天王寺にて、解説(四天王寺執事 南谷恵敬先生)と境内散策、
       特別拝観(国宝 扇面法華経写経)
       その後、舞楽鑑賞
       <解説> 願泉寺住職 小野真先生
       <演目> 蘭陵王
              承和楽

      17時30分頃、解散

      ※ 途中退場可。
      ※ 各移動は貸し切りバスを使用。

【金  額】9,000円(当協会賛助会員様は7,000円)

【申  込】下記の申込用紙に必要事項ご記入の上、FAXにてお申込下さい。

      申込者多数により、締め切らせて頂きました。
      沢山のお申し込み、ありがとうございました。
      <FAX> 06-6110-5246

【お問い合わせ先】当協会 上方文化芸能運営委員会 FAXのみ:06-6110-5246

| | コメント (0) | トラックバック (0)