2018年8月 6日 (月)

【ご案内】第20回記念 上方花舞台(9月20・21日)

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第20回記念 上方花舞台 開催
9月20・21日/国立文楽劇場(大阪市中央区)
主催:(公財)関西・大阪21世紀協会 上方文化芸能運営委員会

歌舞伎・日本舞踊・能といった日本の伝統芸能を一堂に集めて披露する【第20回記念 上方花舞台~歌舞伎と日本舞踊の競演】を9月20・21日の2日間、国立文楽劇場で開催することとなりました。このほど、出演する歌舞伎役者の市川猿之助さんと日本舞踊家の藤間勘十郎さんが記者会見に臨み、舞台への意気込みを語りました。

20_ 藤間勘十郎さん(左)と市川猿之助さん(右)

「上方花舞台」は、大阪の花街に伝わる伝統的な文化・芸能を新しい時代に合った形で発信することを目的に、作家の故・司馬遼太郎さんらの呼びかけで昭和58年(1983)に発足した(財)上方文化芸能協会が、同59年から数年ごとに開催してきたもの。第20回記念となる今回は5年ぶり、平成25年(2013)に同協会が関西・大阪21世紀協会と統合してから初めての公演です。

演目は、『三番叟』『石橋』『黒塚』の3つ。 出演とともに構成・演出も手掛ける藤間勘十郎さんは、「歌舞伎に能の演出を取り入れ、私も演者の一人として、四代目・市川猿之助さんはじめ歌舞伎の皆さんから『この黒塚のほうがいい』と言われるようなものにしたい。また、舞踊の家元の方々にも出演いただき、上方文化の振興と関西の文化度を上げるための力になりたい」と舞台への思いを語りました。

そして、安達ヶ原の鬼女(老女岩手)役を務める市川猿之助さんは「昨年、ケガ(公演中に左腕を開放骨折)をしてから初めて『黒塚』を演じる。私だけが歌舞伎の衣裳と化粧(他は能装束)を身に着けるので、老婆の怪しさがいっそう際立つと思う。歌舞伎と能・狂言の競演によるこの実験的な舞台が成功すれば、海外へも持っていけるので楽しみだ」と述べました。

日程や入場券、問合せ先等は下記の通りです。
この機会に、多くの皆さまのお越しをお待ちしております。
【川嶋みほ子】

●第20回記念 上方花舞台 歌舞伎と日本舞踊の競演

日時: 9月20日(木)14時~
9月21日(金)11時~ 9月21日(金)15時~ (計3回公演)

会場:国立文楽劇場(大阪市中央区日本橋1-12-20)

料金:8,000円(全席指定)

出演: 市川 猿之助
尾上 右近 中村 鷹之資 中村 梅丸 藤間 勘十郎 若柳 吉蔵 尾上 菊之丞 ほか

主催:(公財)関西・大阪21世紀協会 上方文化芸能運営委員会

協力: 松竹株式会社
株式会社 藤間オフィス 株式会社 アロープロモーション

●問合せ: 関西・大阪21世紀協会 上方文化芸能運営委員会電話
06-6110-5245/FAX 06-6110-5246

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2018年7月 2日 (月)

【ご報告】関西・北前船寄港地「日本遺産」認定共同記者会見

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日本遺産【荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~】
大阪市など関西7市町を含む27市町が追加認定

北前船の寄港地で構成する文化庁の日本遺産【荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~】に、昨年4月に認定された11市町[*1]に加え、この5月、関西を含む全国27市町[*2]が追加認定されました。
そのうち関西の7つの北前船寄港地(宮津市、大阪市、神戸市・洲本市・赤穂市・高砂市・新温泉町)などの代表が、このほど大阪市内で共同記者会見を行いました。

[*1]2017年4月認定:函館市、松前町、鰺ヶ沢町、深浦町、秋田市、酒田市、新潟市、長岡市、加賀市、敦賀市、南越前町

[*2]2018年5月認定:小樽市、石狩市、野辺地町、能代市、男鹿市、由利本荘市、にかほ市、上越市、佐渡市、富山市、高岡市、小松市、輪島市、小浜市、坂井市、宮津市、大阪市、神戸市、洲本市、赤穂市、高砂市、新温泉町、鳥取市、浜田市、倉敷市、呉市、尾道市

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北前船とはご承知のように、江戸時代に日本海と瀬戸内海を通る航路を往き来し、北海道から西日本まで各地の多種多様な産品を輸送・販売して大きな富を生み出した商船で、広域の物流ネットワークと経済圏の形成や、各地の文化交流にも大きく貢献しました。

また日本遺産とは、地域に点在する有形・無形の文化財を対象に、文化庁が2015年度から「地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリー」[*3]として認定している制度です。世界遺産や重要文化財のように既存の文化財の価値づけや保全が目的ではなく、地域が主体となって整備・活用し、国内外へ戦略的に発信することによって地域の活性化を促進することを目的としています。

[*3]「北前船寄港地」のストーリー概要(抜粋・要約)
日本海沿岸に点在する港町には、広大な商家や豪壮な船主屋敷、社寺に奉納された船の絵馬などが残り、節回しの似た民謡が唄われている。これらの港町は、荒波を越え、動く総合商社として巨万の富を生み、各地に繁栄をもたらしたこれら北前船の寄港地・船主集落で、時を重ねて彩られた異空間として今も人々を惹きつけてやまない。

今回、追加認定された関西7市町の日本遺産を構成する文化財は
・大坂に到着した北前船の船頭たちが参拝した「住吉大社」(国宝/大阪市)
  境内に立ち並ぶ600基余りの石灯篭は、その多くを全国の北前船ゆかりの廻船業者が奉納した。
・宮津藩を代表する豪商・元結屋の邸宅「旧三上家宅」(国重文/宮津市)
・北前船で財をなした高田屋嘉兵衛が海上交通安全を祈って献上した「高田屋嘉兵衛献上灯籠」(神戸市)
・廻船問屋が財政支援し、現代まで伝わる京都祇園祭に由来する「為世永(いよなが)神社例祭」(町無形/新温泉町)
など、45の住宅や史跡、景観、行事ほか様々です。

会見で大阪市の田中清剛副市長は、北前船の終着点「大坂」は諸国物産の集積する「天下の台所」として栄え、北海道から運ばれた昆布を用いた出汁文化が発展したこと、北前船の船頭たちが参拝した住吉大社の境内には、廻船業者が奉納したものも含めて600あまりの石灯籠が立ち並ぶことなどを紹介。そして、出汁文化に着目した観光コンテンツの造成、市内小中学校での食育など、今後の取り組みについて述べました。

このほか各市町の幹部が、各寄港地のゆかりや見どころ、今後の取り組みについて説明。また、記念事業として、今年10月から来年3月にかけて関西7市町の自治体や民間団体が主催する「北前船の歴史を巡るハイキング・まち歩き」を各地で実施し、7市町の連携強化、交流拡大、寄港地のさらなる認知度向上、地元観光ガイドの人材育成などにつなげていくとのことです。

また、2007年から継続して開催されている「北前船寄港地フォーラム」を母体に昨年設立された北前船交流拡大機構の浜田健一郎理事長は、「民間による地域活性化の取り組みとして交流人口の拡大に力を入れ、5月末に中国・大連でもフォーラムを開催した。日本遺産認定による連携を、今後さらに多くの自治体に広げていきたい」と語りました。

18622_2 なお、関西・大阪21世紀協会は、民が支える公共的文化活動の推進役として、2015年に「北前船寄港地フォーラムin大阪」の実行委員会事務局を担当しました。2007年に同フォーラムが始まって以来、これまでの開催地関係者が初めて太平洋側に位置する大阪に集結し、北前船寄港地の日本遺産認定に向けた機運を盛り上げました。そのことが今回の認定につながったと言えるでしょう。

◎一般社団法人北前船交流拡大機構・団体情報
   https://fields.canpan.info/organization/detail/1595370832
◎北前船日本遺産推進協議会・公式サイト 
   https://www.kitamae-bune.com/
◎北前船寄港地フォーラムin大阪(ご参考)
   https://www.osaka21.or.jp/event/kitamaebune/index.html

【川嶋みほ子】

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2018年5月 8日 (火)

【ご報告】ASK「丸一鋼管 文楽支援寄金」創設

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アーツサポート関西(ASK)
「丸一鋼管 文楽支援寄金」創設 記者会見(4月23日)
襲名公演中の吉田玉助さんと人気作家の有栖川有栖さんも!

民主導で関西の芸術・文化を支援する【アーツサポート関西(ASK)】(事務局:関西・大阪21世紀協会内)はこのほど、300年以上前に大阪で生まれた文楽の伝統を若い世代に継承していくことを趣旨とした【丸一鋼管 文楽支援寄金】の創設を発表しました。

文楽支援寄金は、元はといえばASKの発足と同じ2014年に誕生。当時、行政から文楽への補助金が廃止されることになり、文楽の伝統が途絶えてしまうことに危機感を抱いた京阪神ビルディング株式会社の中野健二郎社長(当時)から、ASKに支援の申し出がありました。この寄金を活用し、若い人たちが1回500円で本格的な文楽公演を国立文楽劇場(大阪市中央区)で鑑賞できる「ワンコイン文楽」を実施しました。

続いて、この趣旨に賛同した岩谷産業株式会社の牧野明次会長が、2016年に【岩谷産業 文楽支援寄金】を設立。「ワンコイン文楽」は、これまで4年間で延べ2,000人を超える参加者たちが詰めかける盛況ぶりで、文楽の魅力に目覚めた「文楽女子」や、文楽関係の仕事に就く若者も誕生するなど、大きな成果をあげています。

さらに、その篤志のバトンを丸一鋼管株式会社の鈴木博之会長が引き継ぎ、今回の寄金創設となりました。贈呈式で鈴木会長は、襲名披露公演中の吉田玉助さんと山本勘助さん操る文楽人形に寄金の目録を手渡し、「文化や芸術がなければ経済の発展はない。この支援を最低5回は関西経済界でつないでいきたい」と語りました。

「ワンコイン文楽」を実施するNPO法人人形浄瑠璃文楽座の竹澤團理事長は、若い人たちが文楽に接する機会が提供されることに謝意を述べました。そして、文楽の大ファンで、今回からこの取り組みのサポーターとして協力することになった大阪在住のミステリー作家・有栖川有栖さんは「若人たちとともに文楽公演を楽しみ、文楽ファンを増やしていけるのは、とても嬉しいことだ」と力強く語っていました。

大阪が世界に誇れる伝統芸能が、これほど多くの皆さんの熱意と協力によって支えられているのを目の当たりにし、地元で暮らし働く者として、自ら文楽を鑑賞したり、文楽の楽しさを友人・知人に伝えたりといった小さなことからでも、ぜひ取り組んでいきたいと感じました。

ASK公式ホームページ http://artssupport-kansai.or.jp/

【川嶋みほ子】

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2018年4月 2日 (月)

【リポート】平成29年度大阪文化祭賞 贈呈式

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平成29年度大阪文化祭賞 贈呈式開催
2018年3月12日
於:大阪市北区中之島リーガロイヤルNCB

昭和38年の創設以来、54回目となる「大阪文化祭賞」の発表と贈呈式が開催されました。この賞は、大阪府・大阪市と関西・大阪21世紀協会が「芸術文化活動の奨励と普及」と「大阪の文化振興の機運の醸成」を目的に、1年間に大阪府内で行われた公演の中から優れた成果をあげたものに贈呈しているもので、これまで世界レベルの芸術家たちを数多く輩出してきました。
関西の著名な芸術家・文化人・ジャーナリストらが審査員となり、独創性や企画・内容・技法の総合的評価を基準に、【第1部門】伝統芸能・邦舞・邦楽、【第2部門】現代演劇・大衆芸能、【第3部門】洋舞・洋楽について厳正な審査を行いました。

◆大阪文化祭賞に輝いたのは次の3組です。(以下、敬称略)
[第1部門]
 ・TTR能プロジェクト
  TTR能プロジェクト15周年特別公演「定家」の成果
[第2部門]
 ・七代目笑福亭松喬(しょうきょう)
  三喬改メ 七代目笑福亭松喬襲名披露公演の成果
[第3部門]
 ・井上道義指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団
  大阪フィルハーモニー交響楽団第505回定期演奏会における演奏
  及びバーンスタイン「ミサ」の舞台の成果

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TTR能プロジェクトは、関西を本拠に活動する大鼓方大倉流・山本哲也さんと小鼓方幸流・成田達志さんが平成14年に結成した能ユニットで、15周年を記念して上演した能「定家」は、人間の業や複雑さを格調高く描き上げ、深い感動を与えました。
古典落語をわかりやすく工夫し、柔軟自在に演じる実力派として早くから上方落語の次代を担う1人と注目されてきた松喬さん。この度、 師匠の名を継いで「七代目笑福亭松喬」を襲名、披露公演でその実力と貫禄を示しました。
そして大阪フィルハーモニー交響楽団は第505回演奏会で、ショスタコーヴィチの交響曲の中でも問題作とされる〈第11番「1905年」〉と〈第12番「1917年」〉を取り上げたほか、〈バーンスタインシアターピース「ミサ」〉では井上氏が指揮だけでなく、演出と字幕訳も手がけ、総監督として制作した点も評価されました。

◆奨励賞には次の5組に贈られました。
[第1部門]
 ・豊竹芳穂太夫
  文楽若手会公演『菅原伝授手習鑑』の「寺子屋の段」などの成果
[第2部門]
 ・iaku
「粛々と運針」「ハイツブリが飛ぶのを」の舞台成果
 ・玉造小劇店
   本格的小型時代劇「わ芝居~その壱『カラサワギ』」の舞台成果
[第3部門]
 ・周防亮介
   東京オペラシティリサイタルシリーズB→C
   (ビートゥーシー|バッハからコンテンポラリーへ)
   周防亮介ヴァイオリンリサイタルの成果
 ・野間景
  野間バレエ団第25回定期公演「ドン・キホーテ」改訂振付の成果

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豊竹さんは、「寺子屋の段」で特に難所とされる前半の多彩な人物の語り分けや緊迫した情景描写、11月文楽公演『紅葉狩』における武勇に優れる平維茂を品格高く表現したことなどが評価されました。
劇作家・演出家の横山拓也さんが主宰する劇団iakuは、生と死を問う趣きの違う2作を丁寧に描き、横山氏の更なる飛躍を感じさせた点での受賞となりました。
玉造小劇店さんの受賞理由は、1つの物語を、時代劇と、視点の異なる2つの新作落語に仕立て、双方のファンを楽しませたこと。
周防さんは、バッハの現代における受容を実証する無伴奏ヴァイオリン曲のリサイタルで、バッハのソナタ第3番、イザイのソナタ第5番など演奏し、バッハを現代に受けとめる偉業を技法の粋を尽して表現したとのこと。
そして野間さんは、自らダンサーとして何度も主役を踊った経験を活かし、それぞれのダンサーの魅力を引き出すとともに、高い技術をコミカルに活かした振付が秀逸と称賛されました

贈呈式に続き、七代目笑福亭松喬さんが受賞者を代表し、記念公演として盗人噺を披露。それまで少し張り詰めた雰囲気のあった会場は、一気に笑いの渦に包まれ、楽しく和やかに贈呈式は終了しました。

Dsc_8522     受賞者と審査員の記念撮影

■公式サイト http://www.osaka-bunka.jp/bunkasai.html

【川嶋みほ子】

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2018年2月27日 (火)

【お知らせ】『なにわ大坂をつくった100人』続編について

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なにわ大坂をつくった100人 その素顔を探し求めて』
~ 歴史は生きている 最新フィールドノート ~
関西・大阪21世紀協会 編著  好評発売中! <その1>

私たちがあまり認識していない奥深いなにわ大坂の歴史を探り、 現代にどのように伝わっているのかを広く知らせることを目的に、 関西・大阪21世紀協会のウェブサイトに連載中の『なにわ大坂をつくった100人』、皆さまはもうご覧いただきましたでしょうか?

このウェブマガジンは、歴史に関心のある作家や新聞社OBなどの有志によりプロジェクトチームを結成し、「なにわ大坂」の今日の姿をつくることに貢献した人物100人を選んで独自の取材を続けているもの。
2015年から順次サイトに掲載しており、多くの皆さまから好評をいただいています。

また昨年末には、100人のうち16世紀から17世紀に登場した32名を掲載した書籍の第1弾(中巻)を発行。第1刷はすぐ完売するほど好評でした。
現在は、書籍の第2弾(上巻)の発行に向けて編集作業が進められています。出版が待ち遠しいところですが、随時上巻についてお知らせしていきたいと思います。

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『なにわ大坂をつくった100人』上巻(紀元前~15世紀篇)に収録を予定しているのは、神武天皇(BC711~BC586)に始まり蓮如(1415~1499)に至るまでの31人。
この中には、仁徳天皇、聖徳太子、一休など誰もが馴染みのある人々もいれば、金剛重光、渡辺綱、江口の君など、歴史好きなら食指が動くような人々も。
そして、先ごろの平昌五輪で2連覇を果たした羽生結弦選手のフリー演技のテーマ曲「SEIMEI」(映画『陰陽師』『陰陽師2』のサウンドトラックからのアレンジ)でも知られる安倍晴明も登場します。

ウェブサイトの副題の通り、「ここまで知らなかった」話題も満載です。
例えば、「架空人物説まである伝説の女王・神功皇后の御霊が、実は大阪本町の坐摩神社に祀られている」、「学業成就のために多くの人がお参りをする天満宮は、もともと菅原道真の怨霊の鎮魂と雷神の怒りを鎮めるために建てられたものだった」などの逸話があちこちに盛り込まれています。

これ以上のことは書籍ができてからのお楽しみ。
次の機会には、侃々諤々の編集会議の模様なども紹介してまいります。
引き続き、ウェブサイトもご愛読いただきますよう、どうぞよろしくお願い申しあげます。

◎なにわ大坂をつくった100人 ウェブサイト
http://www.osaka21.or.jp/web_magazine/osaka100/

◎書籍『なにわ大坂をつくった100人』(中巻)
    A6判・並製カバー装・本文266頁・1,600円+税
    2017年11月15日発行
    大阪の主要書店、アマゾン、楽天ブックス等
    または 澪標(電話06-6944-0869/FAX06-6944-0600)で発売中。

【川嶋みほ子】

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2018年2月 5日 (月)

【リポート】「堂島薬師堂節分お水汲み祭り」

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厄を払い 春の訪れと招福を祈願
「堂島薬師堂節分お水汲み祭り」2018 年2月2日

ことのほか厳しい寒さが続いたこの冬。そんな中、待ち遠しい春への季節の移り変わりを告げる年中行事【堂島薬師堂節分お水汲み祭り】が、大阪・北新地界隈を舞台に開催されました。今年の節分は土曜日となるため、1日繰り上げての開催です。

このお祭りは、関西経済同友会の提言を受けて、大阪キタの活性化と水都大阪の再生を趣旨に企画した「堂島薬師堂お水汲み儀式」と、古くから地元で続いてきた節分行事を融合して平成16年に始まり、今年で15回の節目を迎えました。当協会の堀井良殷理事長は、同祭り実行委員会の共同実行委員長を務めています。

まず、堂島薬師堂で奈良薬師寺の村上太胤管主らによる節分法要が行われ、薬師寺で祈祷された「お香水」を汲む「お水汲み」が始まります。続いて、福男・山伏・鬼・豆持ち・ドラ持ちなど1隊7~8名で構成する「鬼追い隊」が薬師堂から堂島・曽根崎新地へ繰り出し、飲食店や企業を訪問して1年の厄払いと招福祈願を行ないます。

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通行人にも鬼さん自ら「豆投げて~!」

堂島アバンザの特設舞台は、薬師寺の僧侶の皆さんによる「声明」(しょうみょう)で幕を開けます。声明は日本の音楽の原点といわれており、厄除け、招福、無病息災、家内安全、学業・職業成就などを盛り込んで朗々と歌い上げる声は、普通は薬師寺金堂内でしか聞くことができないありがたいものです。

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薬師寺僧侶たちによる声明

続いて、近松門左衛門『曽根崎心中』のお初さん、徳兵衛さんの文楽人形も、人形遣いの桐竹勘十郎さん、吉田簑二郎さんとともに駆けつけ、主催者にお香水を汲んでお祭りに華を添えます。

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お初・徳兵衛も招福に一役

北新地のベテラン芸妓さんたちは、艶やかでめでたい舞いを奉納。そして、お祭りをさらに盛り上げるのは、堂島薬師堂に祀られる弁財天の化身「龍」の巡行です。薬師寺の僧侶、北新地クイーン、「お化け」姿の北新地のお店の方々、鬼追い隊などで構成する大行列が、船大工通り、上通り、本通り、永楽通りなど北新地のメインストリートを練り歩きます。

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龍のしっぽはこうなっています

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「お化け」も様々な趣向が

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15回を重ね、大阪キタの早春の風物詩としてすっかり定着した荘厳で華やかな一連の催しは、関西・大阪の経済界の方々、文化やまちづくりに関わる方々はもとより、各方面から集まった大勢のお客さまの熱気で、例年にもまして大盛況となりました。

2018年は「戊戌(つちのえ・いぬ)」の年。ものの本によると、「戊」と「戌」はいずれも大きな刃の付いた「戈」(ほこ)の形象からできた漢字だそうです。草木が「繁茂する」「成熟する」という意味と同時に、葉が茂りすぎて幹や根が弱らぬよう、余分な枝葉を取り払って風通しをよくすべしという意味もあるとのこと。

多くの善男全女が一堂に会し、ともに招福を祈願した甲斐あって、邪気邪念もすっきり取り払われ、心地よい季節の到来が間近であることを感じられる一日となりました。

■主催:堂島薬師堂節分お水汲み祭り実行委員会
公式サイト http://www.kita-shinchi.org

●堂島薬師堂
http://www.avanza.co.jp/avanza/bil_gaiyou/dojima_yakushi.html
推古天皇元年(593年)、勅命により聖徳太子が最初の官寺となる四天王寺を造営した際、資材の運搬船が嵐で難破し、資材が漂着した洲に「堂宇」を建てたと伝えられ、「なにわの守護」として古くから信仰を集めてきた。「堂島」の地名はこのお堂が由来。
●節分お化け
堂島・北新地に伝わる花街の風習。節分の日の夜、女性たちが白塗りや仮装をして、鬼を遣り過すことからできた伝統行事。

【川嶋みほ子】

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2017年10月31日 (火)

【リポート】ART stream 2017

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若きアーティストの登竜門【ART stream 2017】
10月20日~22日/大丸心斎橋劇場&イベントホール

新進アーティストの登竜門といわれる【ART stream 2017】が、10月20日(金)から22日(日)の3日間、大丸心斎橋店北館14Fの大丸心斎橋劇場とイベントホールで開催されました。

この事業は、関西を拠点に活躍するアーティストたちに発表の場と飛躍のきっかけを提供することを目的に、関西・大阪21世紀協会などが実行委員会を構成し、2003年から継続開催している展覧会・即売会です。17 回目となる今回は、厳正な審査を通過した総勢88名が個性あふれる作品を発表しました。

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ジャンルは、絵画、版画、書、ドローイング、オブジェ、キネティックアート、インスタレーションなど多種多様。会場に一歩足を踏み入れた途端、文字通り「アートのストリーム」の中に呑み込まれたようなエネルギーを感じました。

また今年は、新しく韓国から3名が参加したほか、ロシアからの作品展示もあり、若いアーティストたちが国を越えて交流し、刺激しあうよい機会となったようです。来場者の中にも外国人のお客様の姿がふえたのも印象的でした。

優秀な作品に対しては「グランプリ」と「奨励賞」、そして、企業やギャラリーが独自の視点で選び、仕事のオファーをする「企業・ギャラリー賞」が授与されました。審査委員は、絹谷幸二さん(審査委員長/画家・文化功労者)、蓑豊さん(兵庫県立美術館館長)、田崎友紀子さん(メディアアートプロデューサー)、ドミニク・ルトランジェさん(画家)。

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栄えあるグランプリを受賞した笛吹きの未市さんの「かかしの涙」は、親水性ポリマーを満たした透明アクリル樹脂ケースの中で、水生植物が根をはり、茎を伸ばして成長する様子を見せることで、人と自然の融合を表現した作品。「いつか、砂漠に親水性ポリマーを使った緑のグラデーションの培養土を敷きつめ、植物や農作物を育ててみたい」と壮大な夢を語っていました。

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関西・大阪21世紀協会賞には、YOHEYYさんが選ばれました。女性の顔などをモチーフにペン、アクリル、油など様々な画材を駆使していきいきと描いた絵画の数々。「日々感じることや感情を、動きと色にこだわって表現している。女性の表情はよく変化するので描くのが好き」と制作の思いを語りました。

ASK賞を受賞したのは、ペーパークラフト「しかくのおへや」を出展したキイロノハサミさん。1辺が6㎝ほどの立方体の透明ケースをたくさん並べ、小さな人や動物、生活の様々なシーンを細かくつくり込んだ作品は、見ているだけで笑顔になれます。

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「企業・ギャラリー賞」では、1社で複数の作品を選ぶ企業が何社もありました。回を重ねるごとに作品の完成度もアップし、アーティストとそれを支援する方々との出会いの場という役割が定着してきたことを感じました。まさに「継続は力なり」。
絹谷審査委員長は、「大阪の行政、企業、学校など大阪をあげて応援している素晴らしい企画。若くて優秀な作品が山ほどあり、今後ますますの発展が楽しみだ。アーティストの皆さんはこれから技術を磨くだけではなく、心を鍛えていってほしい。鍛えられた心は作品に鏡のように映る。これからの世界は皆さんの心にかかっている」と参加者を叱咤激励しました。

※各賞など詳細は、下記公式ホームページをご覧ください。
http://www.n-a.jp/artstream/

■主催 アートストリーム実行委員会 (関西・大阪21世紀協会、大阪芸術大学、大阪府、大阪市)

【川嶋みほ子】

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2017年10月12日 (木)

【ご報告】大阪文化芸術フェス2017 キックオフ公演

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大阪文化芸術フェス2017 キックオフ公演
【交響楽 能】【関西から世界へ羽ばたく】など開催
10月2日・NHKホール

このほど、大阪の行政と民間が手を結び、大阪の文化を盛り上げるために「大阪文化フェスティバル実行委員会」(構成団体:大阪府、大阪市、関西経済連合会、大阪商工会議所、関西経済同友会、大阪観光局、関西・大阪21世紀協会)を設立。今年度から10月の1か月間を「大阪文化芸術フェス月間」とし、「大阪文化芸術フェス2017」を開催する運びとなりました。

このフェスティバルのトップを飾り、関西・大阪21世紀協会は【交響楽 能】など3部で構成する「キックオフ公演」を、10月2日、大阪市中央区のNHKホールで華やかに開催しました。

第1部の「関西から世界へ羽ばたく」では、まず、中学1年生のチェリスト・北村陽さんがカサドの「無伴奏チェロ組曲」を演奏。4歳からチェロを始め、全日本芸術コンクールなど数々の国内コンクールのほか、チャイコフスキー国際コンクールでも優勝するなど、将来有望な13歳の演奏は1,000人近い来場者の心をすっかり惹きつけたようです。

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続いて、ドイツを始め国内外のオペラで幅広く活躍するソプラノ歌手・石橋栄実さんが登場し、 ヨハン・シュトラウス2世作曲の「春の声」を軽やかに歌いあげます。世界で今後いっそうの 活躍が期待できる若きアーティストたちの演奏は、キックオフ公演のムードを一気に盛り上げます。

第2部では、大阪文化芸術フェス月間に実施される多彩なイベントが紹介されました。 続いて、実行委員会の構成団体を代表するメンバーによるキックオフ宣言が行なわれ、四条畷学園高校吹奏楽部の奏でるファンファーレが会場一杯に響き渡りました。

いよいよ第3部は、「水都を寿ぐ【交響楽 能】East meets West」です。関西フィルハーモニー管弦楽団(指揮:ギオルギ・バブアゼ)の演奏と、日本が誇る伝統芸能「能」のコラボレーションステージで、昨年11月に同会場で大坂城フェスティバルのコアイベントとして初演した際の反響がとても大きかったことから、今回の再演となりました。

岩谷祐之さんのヴァイオリン独奏と村上まりえさんのコンテンポラリーダンスに続き、山本能楽堂制作の新作能【水の輪】の上演です。この演目は世代を超えてだれでも親しめるよう様々な工夫がされています。さらに、映画やアニメで活躍する人気の声優・山口由里子さんが、場面ごとにストーリーを語ってくれます。

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【水の輪】のあらすじを簡単にご紹介します。
今は昔、京都からなにわ見物に向かう旅人が、淀川上流の山崎で女性が掉さす川船に乗せてもらいます。なにわに着き、女性が浮かない顔をしているので理由を尋ねると、「淀川の水が以前の美しさを失ったので、昔の清い流れを取り戻してほしい」と言い残し、女性は水の中に消えていきます。
呆然としている旅人に、一羽の水鳥が「それは川の水神様だ」と告げ、仲間の水鳥たちと協力して川の掃除を始めます。やがて、綺麗になった川に龍神様と水神様が現れて、なにわの繁栄を寿いだのでした。

場面の間には、関西フィルハーモニー管弦楽団が、水をイメージさせる「サラバンド」、「モルダウ」「美しく青きドナウ」といった名曲を奏でます。水都大阪ならではの物語であると同時に、交響楽と能が見事に融合した世界に類を見ない夢のステージです。
そして、中でも会場をわかせたのは、水鳥に扮する各国の子どもたちの名演技です。
「ピィ、なんでや、なんでや、なんでやねん!」「ピィ、こっちゃ、こっちゃ、えらいこっちゃ」と声をそろえた大阪弁の、なんと心を和ませること。

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最後は出演者全員が登壇し、「ラデッキー行進曲」に合わせてグランド・フィナーレ。お客さまも皆さん笑顔で惜しみない拍手を送っておられました。関西・大阪の文化を担う多彩な人々の活動を知るとともに、東西の文化の融合が創り出すエネルギーを体感できる、心豊かなひとときでした。

このプログラムの総合プロデュースを務める関西・大阪21世紀協会の堀井良殷理事長は、「大阪は奥の深い文化都市。ようやく行政も文化に力を入れてくれることになった。これから毎年、継続的に取り組みたい」と述べ、同じく佐々木洋三専務は「来年は東京公演も実現できるよう、じっくり企画を練っていきたい」と語っていました。

【川嶋みほ子】

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2017年9月 5日 (火)

【リポート】ASKサポーター成果報告会

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アーツサポート関西(ASK)
成果報告会 & アフタヌーンコンサート
~ あなたが育てる 未来とつながる ~
2017年8月21日/中之島センタービル

【アーツサポート関西(ASK)】(事務局:関西・大阪21世紀協会内)は、2017年の成果報告会と、成果を披露するアフタヌーンコンサートを開催しました。 ご承知の通り、ASKは関西を拠点に活動する若い芸術家を、民間の寄付で支援・育成するという全国にも類のない文化・芸術支援の取り組みです。2014年4月の発足以来、この趣旨に賛同する企業や個人の篤志家から継続的に温かい寄付がよせられ、文楽や落語などの伝統芸能、クラシック音楽、現代アートをはじめ、幅広い文化・芸術の分野で才能あふれる人材が世界へ羽ばたくきっかけを提供しています。

この日の報告会の司会を務めた落語家の桂雀太さんも、ASKの支援を受けた1人。アートコーポレーションの寺田千代乃社長による「上方落語若手噺家支援寄金」をもとに3年前から開催している「上方落語若手噺家グランプリ」が、若手の落語家にとって大きな励みになっていると謝意を述べました。

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次の報告は、「岩谷産業文楽支援寄金」の支援で人形浄瑠璃文楽座が実施する「そうだ文楽へ行こう!! ワンコインで文楽」です。2014年度から2年間にわたり同事業を支援してきた「京阪神ビルディング文楽支援寄金」を岩谷産業さんが継承、学生が500円で文楽を国立文楽劇場で鑑賞できるほか、文楽技芸員による解説などもあり、初回から大好評を博しています。

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技芸員の1人で、2018年1月に六代目・竹本織太夫を襲名する豊竹咲甫太夫さんは「支援のおかげで若い文楽ファン層が広がり、演じる側も励みになる」と述べました。咲甫太夫さんの奥様でポップオペラの第一人者、ソプラノ歌手の増田いずみさんも艶やかな着物姿で応援に駆けつけました。

このほか、ライブ・ペインティング・アーティストの鉄秀さん、クラシック・アコーディオン奏者の松原智美さん、ヴァイオリニストの周防亮介さんらも登壇。松原さんと周防さんは、若手アーティスト支援を目的とした「岩井コスモ証券ASK支援寄金」の支援を受けています。クラシック・アコーディオンは特殊な楽器で演奏者も楽曲も少ないのが松原さんの悩みでしたが、ASKの支援で新曲の作曲を依頼し、コンサートも開催するそうです。

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また、周防さんはソリストを目指し、海外のマスタークラスへ参加するとのこと。これからも寄付者の期待に沿えるよう研鑽を積んでいきたいと述べ、「パガニーニアーナ」(ミルスティン作曲)の一節を演奏しました。

続いて、NPO法人アーツプロジェクト理事の室野愛子さんが「病院とアートが対話してできたコト」をテーマに講演し、病院にアートを取り入れ、アートの力で患者を元気にする「ホスピタル・アート」の活動について、堺市の耳原総合病院での事例を中心に紹介しました。アートを従来とは別の側面から活用する新しい取り組みに、報告会に訪れた150人余りの皆さんはとても興味深げに耳を傾けていました。

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コンサートでは松原智美さんが3曲を演奏した後、羽曳野少年少女合唱団の皆さんが松原さんの伴奏で「翼をください」を熱唱しました。何と美しい歌声でしょう! それもそのはず、同合唱団は、指揮者の中野彰先生が羽曳野市の小学校に音楽教諭として赴任した1973年に創設し、来年には45周年を迎えるそうです。「ASKの支援を受けて練習場が確保できとても助かっている」という中野先生の言葉はとても重みがありました。

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トリを務めた鉄秀さんは、羽曳野少年少女合唱団との共演で、独自に生み出した表現方法である「舞描(ぶびょう)」の迫力あるパフォーマンスを披露し、会場からは大きな拍手が送られました。

アーツサポート関西事務局は「ご支援をいただくにあたり、寄付の使い道やその効果を明らかにすることは極めて重要。これからもこの報告会のように『寄付の見える化』を様々な形で実施していきたい」としています。 皆さまもどうか、忌憚ないご意見やアドバイス、ご質問、あるいは様々な形態や規模でのアーティストへのご支援をご検討くださいますよう、事務局に代わりまして、どうぞよろしくお願い申しあげます。

アーツサポート関西公式サイト
http://artssupport-kansai.or.jp/

そうだ、文楽に行こう!!
http://www.bunrakuza.com/onecoin/

NPO法人アーツプロジェクト
http://www.arts-project.com/

【川嶋みほ子】

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2017年7月25日 (火)

【ご案内】平成30年度助成事業募集説明会(8月3日・29日)

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万博記念基金では、平成30年4月1日(日)~平成31年3月31日(日)に実施される平成30年度助成事業の募集を開始しました。
応募に先立ち、平成30年度募集要項の内容や審査のポイント等について、ご理解を深めていただくため、募集説明会を開催します。
参加をご希望の方は、大阪か東京のどちらかの会場を選んで、下記の要領でお申込下さい。

※ 参加必須ではありません。説明会に参加しなくても申請できます。

≪大阪会場≫
【日 時】平成29年 8月 3日(木)14時~(2時間程度)
【場 所】中之島センタービル29階 294会議室 (大阪市北区中之島6-2-27)
      ※ アクセスはこちらをご覧下さい。
【申込締切】 平成29年 7月31日(月)まで

≪東京会場≫
【日 時】平成29年 8月29日(火)14時~(2時間程度)
【場 所】TKP新宿ビジネスセンター スカイ会議室
      (東京都新宿区西新宿2-3-1 モノリスビル11階)
      ※ アクセスはこちらをご覧下さい。
【申込締切】 平成29年 8月25日(金)まで


≪ 申込用紙や詳細についてはこちら ≫


【お問い合わせ】公益財団法人関西・大阪21世紀協会 万博記念基金事業部
           TEL:06-7507-2003
           FAX:06-7507-5945
           E-mail:jec-fund@osaka21.or.jp

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