« 暑気払いにショート映画はいかがですか~ | トップページ | セミナー「メルボルンのビジネス・文化環境について」 »

2008年8月18日 (月)

ゲストハウスからみえる大阪(2)

ゲストハウス由苑 椎野 佳奈

02_8

vol.2 どこかおもしろい所ある?

「大阪では1日しか時間がないんだけど、どこに行くのがおすすめ?」
「大阪城と海遊館と道頓堀は行ったけど、どこか他におもしろい場所ある?」

本当によく聞かれる質問です。
答えるのに、毎回悩みます。

いわゆる観光地を案内するべきなのか?
それよりも私たち現地の人間がおもしろいと思う場所を教えてあげるべきなのか?

アドバイスする側としては、前者は無難。後者は不安。
相手にもよりますが、私はなるべく後者を案内するようにしています。

「ここは最近おもしろいお店がたくさんオープンしているエリアで、
変わったギャラリーとか町屋を改装したカフェとかあるよ。」

「地元の人たちしかいないと思うけど、おもしろい立ち飲み屋があるよ。」

「今日はフリーマーケットやってるよ。」

そういう話をするとみんな本当にうれしそうな顔をして、
「じゃあそこ行ってみるよ!」と言って出かけて行きます。

観光地として整備されている場所は、外国語での誘導もされていて、
パンフレットもあるので、紹介する側にとっても簡単だし、
観光客にとってもラクなのですが、私としてはやっぱり、
大阪で特別な思い出を作ってほしい。

そういう想いで、観光地じゃないおもしろスポットを
アレコレがんばって説明しています。
(と言っても、特に外国人の場合、口頭だけで説明するのは
想像以上に大変ですが・・・。)

一体、彼らにとって「思い出」に残るのはどんなことなのか??

いろいろな国からのお客さんと話していてわかってきたのは、

地元の人たちと近距離で触れ合う(現地の友達ができる)
人々の普段の生活や慣習を垣間見る(現地に溶け込む感覚になる)
旬な情報を現地の人に教えてもらう(他の観光客にはない自分だけの経験ができる)

どうやら、こういったことのようです。

観光地を多く抱える京都や奈良においては
「どこかおもしろいところある?」なんて
質問をされることは、あまりないのかもしれません。

でも、"大阪にもまた来たい"と思ってもらうには、
地元の人が「おもしろい」と思っている場所について
彼らが気軽にアクセスできるようになっていることが、
とても大事なのではないかと思います。

|