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2008年12月 8日 (月)

ゲストハウスからみえる大阪(6)

ゲストハウス由苑 椎野 佳奈

Vol64_5 Vol65_4    

Vol6. これはどこで買えるの?

ゲストから
「○○はどこで買えるの?」とたくさんの質問を受けます。

浴衣、安い着物、のれん、五本指の靴下、剣道着、
囲碁セット、中古楽器、小さな日本国旗、日本国旗のワッペン、
受付のベル(チリンチリンと鳴る)、招き猫の置き物、手裏剣…

いざ聞かれると、意外に回答がむずかしいようなものがほとんどです。

観光地写真入りのポストカードやカレンダーなど、
一見すると答えは簡単そうなものもよく聞かれますが、
そういうものも意外と考え込んでしまうものです。

今までで一番驚いたのは、とび職人の作業着。
まちで作業着を着ている人を見かけてどうしても欲しくなったと言い、
購入できるお店を教えたことが過去2回ほどあります。
(確かそのうち1人は、一目ぼれした作業着を着た本人に話しかけて
どこで買えるか聞いたらしいですが、言葉が通じなかったとか...。)
2回とも彼らは無事教えたお店を探し当て、靴までも一式揃えて購入して
帰ってきました。

こういう質問に、「デパートにあるかも」とか「お土産やさんには絶対あるよ」
と答えるのは簡単なことなのですが、それは避けるようにしています。
「お店を見つけるのも大変だったし、店主との会話もちょっと苦労した」
くらいが、旅行者にとってよい思い出に残るだろうと
あえて見つけるのが大変な方を教えています。

でも、見つけられなくて困っていたものが、実は100円ショップに
置いてあったりします。普段はなかなか目に留まらないものが、
他では売られていない珍しい商品だったりします。
こういう視点でまちを歩くと、おもしろいものが見えてくるものです。

みなさんは、道行く旅行者にこんな質問をされたら、どう答えますか?

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