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2009年2月27日 (金)

若き日の近松

 近松門左衛門  承応2年(1653年)~享保9年(1725年)

 越前福井の武士の家に生まれた近松は、父が浪人の身ととなったことで、十代の頃に一家で京都に移り住み、その後公家に仕えるようになりました。

 近松は公家仕えを通じて、広く教養を積みました。若くして伝統文化、古典に精通するようになった近松は、古浄瑠璃の名人・宇治加太夫(のちの宇治加賀掾)と知り合い、浄瑠璃の台本を書くようになりました。公家ルートで芸能界デビューを果たしたのです。

 その後30代は竹本義太夫率いる竹本座座付きの浄瑠璃作家として活躍し、40代には坂田藤十郎に歌舞伎の台本を提供し、50代以降は、住まいを大坂に移し、浄瑠璃に復帰、専念しています。生涯に100作以上の浄瑠璃を書き、「日本のシェークスピア」と評価されています。

Monflyer_4  兵庫県立ピッコロシアターは、今週末3/1(日)まで「門 若き日の近松」という作品を上演しています。

 脚本は、市川猿之助のスーパー歌舞伎の脚本などを数々手掛ける石川耕士氏、演出は劇団文学座の公演から商業演劇に至るまで幅広い作品を手掛ける西川信廣氏、そして客演には女優・歌手として活躍する麻丘めぐみ氏を迎えています。

 舞台は延宝年間(1670年代)の大坂。醤油屋・森谷の倅の吉兵衛と、その従兄である吉次郎(近松)をメインの主人公に据えたフィクションです。


 「曽根崎心中」「冥途の飛脚」「鑓の権三重帷子」「女殺油地獄」などの近松作品のコラ-ジュとして構成され、近松的世界に近づくための入口のような作品となっています。http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/gekidan/mon/index2.htm

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