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2014年10月17日 (金)

【リポート】大阪城ガラ・ナイト

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【大阪城ガラ・ナイト 水都の川面に響き渡る美しきアリア】

大阪城フェスティバル2014のフィナーレを華やかに飾る




毎年夏から秋の恒例行事「大阪城フェスティバル
2014」がフィナーレを迎え、104日、同フェスティバルを締めくくるに相応しい「大阪城ガラ・ナイト~水都の川面に響き渡る美しきアリア」[(公財)関西・大阪21世紀協会主催]が華やかに開催されました。

http://www.osaka21.or.jp/colabo/summer_festival2014/brassnight.html




大阪水上バス「大阪城港」の船着場、第
2寝屋川対岸の特設ステージ、大阪城新橋、さらに川面に浮かべた台船や小船を舞台に、プロの歌手たちが本格的な「水上オペラ」を演じる斬新な手法。同協会が過去8年間にわたり、大阪城の既存の場所を活用した様々な文化的催しを通じてノウハウを積み重ねてきた「社会実験」の集大成とも言えるものです。



とはいえ、野外の催しはいくら綿密に計画を進めていても、当日が悪天候なら全てがチャラ。今回は、台風の接近が心配されましたが、開演
1時間前に西の空一杯に広がった美しい夕焼けが、幸先よいムードを醸していました。



さて本番。おなじみの前奏曲が高らかに鳴り響くと、広いオープン会場の空気が1つになります。第1部では、関西を代表するオペラ歌手の松本薫平さん、八木寿子さん、内藤里美さん、福島勲さん、阪西潤美さん、岩崎慎也さん、そして、フラメンコダンサーの東仲一矩さん・東仲マヤさんらが、オペラ『カルメン』から「ハバネラ」や「闘牛士の歌」など代表的な場面を披露します。


水面に映える色とりどりの光の効果と、どこから演者が現れるか予想のつかない演出に、約
1,000人の観客の目はくぎづけ。宵闇に目を凝らすと、橋の上にも天神祭を彷彿とさせるような鈴なりの観客の姿も見えます。



2部は、「ホフマンの舟歌」、「星に願いを」、「ありのままで」など、ポピュラーな曲目が中心です。一緒に口ずさむお客様も多く、特に子どもたちが目を真ん丸に見開き、楽しそうに鑑賞している表情は、胸にじんと沁みました。



私は会場で「受付」を担当させていただきましたが、新聞で知った人、リハーサルの音に興味を惹かれた近隣住民や観光客、犬の散歩で通りかかった親子連れなどが、本番
3時間前から公演終了までひっきりなしに問合せに来られて、その対応はまさにうれしい悲鳴でした。

そして、
2時間半にわたる公演を立ちっぱなしでご覧になったお客様は、さぞお疲れだろうと思いきや、異口同音に「これからもこんな催しをしてほしい」、「本当に感動した」と顔を輝かせながら、会場を後にされていました。



音楽監督と指揮を務めた関西フィルハーモニー首席指揮者の藤岡幸夫さんも、この新しい試みの予想以上の大成功を喜んでおられたようです。


翌日からも協会にはよい反響が続々と届いており、「これが本当に大阪の風景なのか?」、「普段見慣れたビジネス街が、こんな夢の世界になるなど想像もしなかった」という感想だけではなく、「私費を投じても、このような民間主体の取り組みを続けていきたい」という申し入れまであるそうです。




公益財団法人 関西・大阪
21世紀協会の開催する文化イベントは、いずれも、出演者はもちろん、会場の提供や運営、警備など目に見えない事柄に関わる多くの人たちと、参加されるお客様の大きな支援と協力で成り立っています。このような仕事の末席に少しでも関われること、そして、こんなことができる大阪というまちに住み、働けることを、ちょっと誇りに思っています。



【川嶋みほ子】



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