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2009年7月22日 (水)

安倍晴明神社 七夕まつり(7/7)

135_3  天王寺からチンチン電車に乗って南へ約10分。東天下茶屋駅近くの住宅街にひっそりと佇むのは、平安時代の陰陽師・安倍晴明(あべのせいめい)を祀った安倍晴明神社。

 同社の創建は晴明没後2年の1007年(寛弘4年)。現在の社殿は1925年に再建され、境内には彼の誕生地を示す石碑が立っています。
 

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 安倍晴明(921年~1005年)は、天文学や占いなど、平安時代には最先端の呪術・科学であった陰陽道に関して卓越した知識を持ち、貴族たちの厚い信頼を受けていました。
そしてその行跡は伝説化され、数多くの神秘的逸話が、当時の歴史物語や説話集に載せられています。
 近年には映画やテレビドラマ・小説から漫画・アニメ・ゲームにまで登場し、陰陽師・陰陽道ブームを巻き起こしています。

 七夕まつりは、安倍清明千年紀を機に、3年前から始まっています。
 夕方4時になると、安倍晴明公に手芸や文芸の上達をお祈りした後、神前で献歌と献句を行います。地元の人たちが集まり、ささやかに開催されている祭りです。

124_2  見どころは境内に美しく飾り付けられた七夕笹や薬玉(くすだま)飾り。

 今回の取材では、同じく取材に来ていた朝日放送の方に面白いお話を伺いました。

 薬玉はもともと、蓬や菖蒲などの香草、香料、薬草を玉にして錦の袋に入れ、糸や造花で美しく飾ったもので、邪気を祓うために宮中の柱にかけたり、身につけたりしていたそうです。

 薬玉の伝統は幕末まで続いていましたが、東京遷都とともに廃れ、学校の運動会や、道路・トンネルの開通式など、まったく違う目的で使われるようになっています。
 こうして祭りで薬玉が飾られることは京都ではすでになく、大阪ではここの七夕まつりで復活して残されています。

 いま、「失われた宮中の伝統行事」を各地の諸行事から炙り出すというコンセプトのもと、番組を作っています。放映は平成天皇即位の日、11月12日の予定です。

◇開催日◇
 毎年7月7日

◇開催場所◇
 安倍晴明神社
大阪市阿倍野区阿倍野元町5-16 お問い合わせ先 阿倍王子神社 Tel: 06-6622-2565

◇2009年度スケジュール◇ 
 午後4時  七夕祭神事
 午後4時半 講演会「星の子・与謝野晶子と鉄幹の恋物語」(なにわの語りべ 西真理子氏)
 午後5時半 福引抽選会 

◇ 交通アクセス◇
 阪堺電気軌道上町線 東天下茶屋駅から東南へ徒歩3分

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