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2007年6月28日 (木)

「街的」ということ

199 6月21日(木)の夜に、南船場に新しくオープンしたISSEY MIYAKE INC.のコンセプトショップ「ELTTOB TEP」において、東京vs大阪 漫才的文化論「南船場・・・どう?」というトークセッションが開催されました。

ゲストは元ミーツリージョナル編集長・江弘毅さん×グラフィックデザイナー・佐藤卓さん×国際派噺家・桂小春団治さん。

アートディレクターとしてこのお店に関わることになった佐藤さんは、南船場という街がどういう場所なのかを知るために、まず江さんのお話を聞いたそうです。

「アメリカ村や南船場は、行政や大資本によってできた街ではなく、何か面白いことをやろう、という人が出てきて、Gパン屋やメガネ屋やアトリエを作り、そうした点が線に、線が面にと自然発生的にできた街。そんな街だから、記号的・ブランド的なだけのお店づくりをしても本気かどうかすぐ見抜かれるぞ。」

このアドバイスは、佐藤さんのクリエイティビティをかなり刺激したようです。どんなお店になったのかは、ぜひ実際に行って確かめてみて下さい。http://www.isseymiyake.co.jp/ELTTOB_TEP/

Matiteki_3

江さんは昨年、「『街的』ということ -お好み焼き屋は街の学校だ-」という本を著しています。

この本の中で江さんは、街とは、店とは、そして『街的』であることとは何かを、独特の鋭い切り口で描き出しています。

そして次回7月に開催される21cafeでは、「『街的』をめぐる冒険」と題し、江さんと、コミュニケーション社会学を専門とされている大阪大学大学院人間科学研究科の辻大介さんに登場いただきます。

「街場のコミュニケーション」をめぐる、社会学的な深みのあるセッションになりそうです。

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