帆船「あこがれ」
帆船「あこがれ」は、大阪南港のATC(アジア太平洋トレードセンター)オズ岸壁を母港としています。
一般の人が誰でも乗ってセイル・トレーニングを体験できる帆船は、日本でこの「あこがれ」ただひとつ。
セイル・トレーニングとは、帆船での航海や生活を通じて青少年を育成しようというもので、海外でもさかんに行われているプログラムです。1日だけの入門コースから、本格的な作業を実習する公開型コースまで、いろいろな参加方法があります。
エンジンを切ってセイルに受ける風だけで走り始めたときの感激は、言葉では言い表せないものだとか。海の上で日常生活を離れた体験をするには、これからが絶好の季節かもしれません。
舳先(へさき)に取り付けられている黄金に輝くフィギュアヘッド、これは帆船の守り神として取り付けられたもので、ヤマトタケルノミコトの白鳥(しらとり)伝説に基づいたモチーフだそうです。
夜には美しくライトアップされた「あこがれ」を見ることができます。
by CA
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