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2023年6月16日 (金)

【後援事業のご報告】アマービレフィルハーモニー管弦楽団 コンチェルトシリーズVol.19~音の彩~(2023年6月9日)


アマービレフィルハーモニー管弦楽団

コンチェルトシリーズVol.19 ~音の彩~

6月9日/茨木市市民総合センター

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公益財団法人 関西・大阪21世紀協会は、関西の芸術文化振興と地域活性化に資するとともに、「文化立都」の趣旨に沿った事業を後援しています。

2023年6月の後援事業の1つであるアマービレフィルハーモニー管弦楽団 コンチェルトシリーズVol.19 ~音の彩~、このほど茨木市市民総合センターで開催されました。

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開演に先立ち、楽団の音楽監督兼常任指揮者の松岡究さんがにこやかに舞台挨拶。演奏への期待に胸がふくらみます。この日は人気の鍵盤ハーモニカ奏者の妹尾美穂さんをゲストに迎え、クラシックの名曲とオリジナル曲が披露されました。

最初はロシアのムソルグスキーの組曲『展覧会の絵』。この曲は、親友の画家・建築家の夭折を悼んだムソルグスキーが、親友の遺作が並ぶ展覧会で見た10点の絵の印象を曲にしたものだそうです。30分を超える演奏は、親友を思い変化する感情が伝わってくるようで、大変心に響きました。

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休憩をはさんで、阿部篤志さん・妹尾さん作曲、和田恵さん編曲による4編のオリジナル曲。赤いドレスに身を包んだ妹尾さんが鍵盤ハーモニカで奏でるメロディが、若さあふれるオーケストラの演奏と美しく融けあい、心地よい調べを創出していました。

最後の1曲、ラヴェルの『ボレロ』もオーケストラと鍵盤ハーモニカの競演です。耳慣れた楽曲ですが、同じリズムを繰り返しながら旋律が徐々に高揚し、エネルギーが爆発するような終曲と同時にスタンディングオベーションが巻き起こり、いつまでも続いていました。

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アマービレフィルハーモニー管弦楽団は日本で唯一、楽器店(アマービレ楽器/大阪府茨木市)が運営・経営母体のプロの楽団です。「若手演奏家にもっと演奏の場を」という趣旨で2015年7月に設立以来、地元茨木市を拠点に、定期演奏会をはじめ、国内外で活躍するソリストを招いたコンチェルトシリーズ、室内楽演奏によるサロンコンサート、親子向けの公演など、全国各地で幅広く活動を続けています。団員は厳正なオーディションにより選ばれた実力派ぞろいで、これまでに300回を超える公演を行っています。

アマービレフィルハーモニー管弦楽団
コンチェルトシリーズVol.19 ~音の彩~
日 程 2023年6月9日(金)
場 所 茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)
主 催 アマービレフィルハーモニー管弦楽団
URL https://amabile-phil.com/

 

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