機物神社 七夕祭(7/6-7)
七夕伝説のふるさと
枚方市と交野市のあたりは、空や星、七夕にまつわる伝説やお話が多くのこっています。昔、この地域にわたってきてすみついた渡来人たちが、その頃「秦氏(はたうじ)」とよばれていたそうです。彼らは養蚕や機織の技術をもっており、機織の「はた」そして「秦氏」の「はた」が七夕伝説と結びついたことにより広まりました。地名でも七夕にちなんだ名前が多いのはそのせいなんだそうですよ。ちなみに7月7日には各地で七夕祭りがおこなわれるこの地域。まずは交野市にある機物神社にいってみました。
巨大な七夕飾りが・・
JR津田駅から歩いて15分くらい。いったいどこに神社があるんだろう。。。
とうだるような暑さの中あるいていると、笹をもった親子連れが“マイオリジナル笹”をもって
ぞろぞろと歩いています。 笹をもった家族が神社に吸い込まれるようにしてはいっていくのですが、鳥居をくぐってびっくり!
笹の、短冊の洪水、です!
色とりどりの短冊がつるされた5~6mはある巨大な笹が境内にぎっしり立てられていて、その笹の葉にはお願いごとの嵐、嵐、嵐。
お友達がふえますように(かわいいですね)
孫ができますように (お嫁さん、プレッシャーだなあ)
給料ふえますように (同感です)
などなど、みんなのお願いごとをチラ見しつつ、かわいらしいお願いごとをみて微笑んだり
きっと神様が困るんじゃないかという大きなお願いごと大笑いしておりました。
ちなみに、本殿では35本、鳥居周辺を含めると約40本の笹が用意されており。
2枚100円で販売している短冊に願いをこめてくくりつけます。もちろん、家で作った七夕飾りをもってくる方もいらっしゃいます。
ちなみにこの七夕まつりには浴衣をきた子供たちも多く、家族みんなで短冊をつるす光景自体が最近ではあまり見かけなくなった古きよき日本の一コマのように感じました。
(ブランドコラボチーム 松岡京子)
■祭りの名前
七夕祭(例祭)
■神社について
機物神社
■夏祭りの由来
織姫・天棚機比売(あまのたなばたひめ)大神をおまつりした機物神社では、昭和54年から七夕祭りが復活されました。もともと機物神社の例祭は秋だったそうですが、古文書を確認すると7月7日が例祭だったこと、また氏神様が女性だということをから、昭和54年より7月6日を宵宮、7月7日を例祭として復活したのだそうです。
■開催日
毎年7月6日、7日
■開催場所
機物神社 交野市倉治1-1-7
072-891-4418
■交通アクセス
JR学研都市線
津田駅南へ500m
京阪バス倉治下車
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