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2009年8月11日 (火)

科長神社 夏祭(7/25-26)

科長神社は、別名:八社大明神(江戸時代)
祭神:級長津彦命・科長戸辺命・天照大神・速素盞鳴命・天児屋根命・武亹槌命・経津主命・建御名方命・誉田別命・日本武尊

本来十柱の神様を祭祀されています。
もとは、河内から大和方面に吹く抜ける風の谷間・二上山上にあって風の神である級長津彦命を祀っていた、河内と大和を結ぶ二上山の峠あたりの集落の安全を願い毎年例祭が行われる。また、八社とは八柱の神々を祭っていることで「八社大明神」呼ばれている。八社宮と書かれた石灯籠も寄進されている。

Gaikan_4 Tourou

各地区より船方に地車を曳いて、地域の安全と繁栄を願って社内にて曳きまわしが
行われている。狭い境内の中での船方の地車の5台が次々と曳き回しを始めだすと、人の波が圧倒されて、その場所だけは、違う空間になっている。

Mikoshi Mikoshi2

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 若者が暑い日差しを受けて、地車の上で「だんじり囃」にあわせて踊る姿は勇ましくて凛々しさを感じました。また、境内は森林に囲まれているので、本当に神を祀る踊りに見えました。来年は、夜の(月光と篝火)の中での曳き回しを見てみたいと思いました。
参考に 科長神社は、当地は神功皇后誕生の地という伝承もあり、社宝に神功皇后雛形の兜が奉納されているのは、一説に『式内社調査報告』では、「科長→磯長→息長と転じ、息長氏の出である神功皇后の誕生地伝説が生まれたのではないかと」記されています。

                               (ブランドコラボセンター安田侑加梨)

■開催日
例祭日:毎年7月24日~30日の間の日曜日(7月の第4日曜日)

■所在地

大阪府南河内郡太子町山田3773

■アクセス

近鉄長野線 貴志駅から循環バス御陵前下車 東に800m

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